鮎の塩焼き

毎年、門前区の有志の会、門前春秋クラブの皆さんがお盆前に提灯張りをしてくれます。本堂正面には千手院の盆灯籠を飾ってご先祖様をお迎えします。

お盆が終わり、27日の諏訪大明神御祭礼までは提灯等を外さずにお飾りしています。毘沙門堂の境内ではお盆が終わると提灯も盆灯籠も片付けるので、周囲から見ると何故かな~?と思われるかもしれませんが、そのような理由であります。

浦佐ヤナ場の鮎の塩焼き!お盆のあとにいつもいただきます。本当に美味しいです。鮎の香りが苦手だという人もいるかと思いますが、浦佐ヤナ場では炭を燃やし続け、真っ黒になった部屋で昔ながらに炭火で焼き上げてくれます。ずーっと焼き続けたお爺さんがお亡くなりになり、今はご子息が伝統を守っています。夏はかき入れ時で本当に忙しく、そして暑そうですが、これを食べずして夏は終わりません。

他にもウナギや鯉のあらい、地元のナス、キュウリ等のお漬け物も本当に美味しいです。

お店も外観は昔のままですが、リニューアルしてクーラー付きのお部屋も3室ほどできたそうです。以前は今ほど気温も高くなく、川沿いで風もあったのでクーラーなしでも大丈夫でしたが、さすがにそうもいかなくなりました。

これから秋にかけて卵を抱えた鮎も美味しくなります。また残雪のある春の時期のヤマメも本当に美味しいですよ。地元の日本酒と魚(肴)は本当に合いますね。だからこそ、きれいな魚野川であり続けて欲しいと思います。最近は鮎釣りの人の姿をほとんど見なくなってしまいました。

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