秋風
昨日で無事に秋彼岸が明けました。
彼岸の入りから雨に降られ、例年は稲刈りをしている田んぼの脇を気持ち良く自転車でお参りに伺うことが多いのですが、今年は足元がビチャビチャ・・・(T-T)車を使わせてもらいました。
千手院では年に1回、市内のお檀家のお宅へお参りに伺うシステムをとっています。
後半の24日、25日は晴天に恵まれ、これが秋彼岸だよね~って思える秋空が広がりました。朝晩は寒いくらいになり、日中は陽が差すと暑い・・・例年赤とんぼも多く見かけるのが、今年は暑いからなのか、まだ少ししか飛んでいません。
秋彼岸前にお正月のご祈祷用のヨシを取りに行ってきました。
しばらく干して乾燥させ、皮をむいて、幣束用の長さに切りそろえます。細いの、太いの、ちょっと曲がったの・・・1本のヨシからお祓い用には3~4本程度とれます。
今年の彼岸は雨続きだったので、お彼岸前に取りにいって大正解でした。お彼岸後だったら雨と山からのツル草の重みでヨシが完全につぶされていたと思います。
お彼岸が終わり、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など、なにかと行事続きの10月ですが、千手院ではお正月、冬の準備モードにどんどんと入っていきます。