御日待・星祭祈願スタート

元旦~3日、お年始で歳神様をお迎えし、4日~5日、寺年始でスサノオノミコト由来の御札を各家に届けて、例年本日7日から門前区を皮切りに新年の御日待(おひまち)と星祭(ほしまつり)のご祈祷が千手院ではスタートします。

本来、星祭は節分、立春にあわせて行うのが通例ですが、千手院では御日待と共に昔から厳修してきました。星祭はその名の通りお星様に御祈願を、御日待は日天(お日様、お天道様)に1年の五穀豊穣、家内安全をお祈りする御祈願です。浦佐では日天にあわせ、火の安全を荒神様に、水の安全を水神様に御祈願をして、総称して「御日待」と呼び習わしてきました。

私の知る限り何代にもわたって、または先々代の老僧から何十年にもわたり、御日待や星祭のご祈祷をあげてくださる方々がおり、誰よりも先にその方々のご祈祷が1月一杯続きます。本当に有難く、尊いことだと思ってお勤めさせていただいております。老僧や偉大なる歴代住職方、浦佐のご先祖様方に恥ずかしくないようにご祈祷に臨んでいます。

そのような訳で、心配事相談や新たなご祈祷、お祓いは例年2月に入ってからお願いをしている次第です。本当は1月中にできるだけ早くさせていただければ良いのですが、ご理解のほどをお願い申し上げます。

夜遅くにこのブログを書いていますが、外はかなり荒れてきました。これから大雪予報です。

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