お盆をどのように過ごしますか?

今朝はとても真夏とは思えない涼しい朝でした。

1日通して涼しく、快適な中でお盆準備を進めることができました。

あとはお供物をお供えして、祓川からヨシを切ってきて精霊棚を荘厳すれば、ご先祖様をお迎えする準備はほぼ完了となります。

せっかくの盆休み、台風の進路も心配ですね。

皆さんはどのようにお盆を過ごされるのでしょうか?

故郷に帰省する方、旅行する方、ご自宅にてゆっくりと過ごされる方、仕事の方、それぞれの過ごし方があるかと思いますが、住職の私としては、どこにいたとしてもやはりご先祖様を思い出して欲しいと願っています。

この世とあの世・・・常にバランスをとって過ごすことが大切だと教え伝えられております。

普段忙しく、毎日を生きるのに精一杯だからこそ、せめて1年に1度、このお盆だけはご先祖様、お世話になった人達をメインとして過ごすことが、ひとりの人間のバランスを整えるのに必要だと思います。

お正月やゴールデンウィーク、普段の休みは「この世」を生きる自分たちのために使えばいい、子供達もいて普段休みがないから夏休みには旅行に連れて行ってあげたい・・・そんな時は両親、または祖父母の故郷や働いた場所、思い出の地を旅して、ルーツをたどりながら旅して欲しい・・・、そんな勝手な願いを住職は持っています。

「お盆?」「ご先祖様?」そんな事をして何になるの?何かメリットあるの?そんなところに大切な時間とお金を使うより、今を楽しく過ごす方がよほどいいじゃん!そんな声も聞こえてきそうです。

恥ずかしい話、私自身もそんな事を思った一時期もありました。

老僧から心配事相談を引き継いでもう2年ほどで30年になります。千手院の檀家さんだけでなく、いろいろな方達の悩みや様子も住職の視点で見つめてきました。

不思議と共通点があるのです。

何故この人に、このタイミングで助け船がでてくるのか?不思議な出来事もたくさんあるものです。

どんな境遇だったとしても、最後を幸せに生きることができた方達は親やご先祖、お世話になった方達に思いをはせ、感謝し、恩に報いようと過ごしていました。「誰かのために」「社会のために」「役に立てるように」日々を生きられる人は強く、幸せだと思います。そう思える「心」が現実を作るのだと、その思いが日々強くなっています。

そのような人達の亡き後は、おかしな争いことは起きません。築いた地位や財産などは関係ないのです。

偉そうなことを書いて申し訳ございません。

これも先人達からの教えのひとつです。住職の勤めはそれらを皆様にお伝えすることです。服すも服さずとも皆様のご自由です。

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