諏訪様
今朝6時から、鎮守様の諏訪大明神様の祭礼準備が行われました。
何年頃だったかな?写真の祠前の河川改修があったため、今の位置に祠が移されました。
毎年、門前区の皆さんがお飾りをし、夕方から千手院の住職が読経をして祭礼を執り行ってきました。神様の祭礼にお寺の住職???と思われるかもしれませんが、住職が神様の祭礼を担当することは何の不思議もなく、全国各地で古くから行われていたのです。明治政府から発令された神仏分離政策から、どうもおかしくなってきたのですが、信仰や風習というものは、そう簡単に変えられないものです。
だいたいどこのお寺にも鎮守様が祀られて、今でも本堂や建物内のどこかに立派な神棚がありますし、皆さんのお宅も多くは仏壇と神棚、両方があるでしょう。そういうものだし、それで良いのだと思います。
夕方17時から読経をあげ、本当はその後に本堂内で一献、盆踊りの唄をうたったりしてきたのですが、新型コロナに関連して、読経のみで終了となっております。同じ諏訪様のお祭りで、魚沼市の小出地区では毎年花火があがりますが、それも中止のようです。
日々の生活が息災であるよう念じます。