燃ゆる赤
昨日はお手伝いさんを2人頼んで、冬前恒例の毘沙門堂古山門の雪囲い、千手院境内木々の雪囲いをしてもらいました。大体の囲いを終えることができてホッと一安心。あとの細かいところは自分で行います。
ただ千手院住職として、どうしても行わなければいけないお勤めがありましたので、夜になってご本尊様の御前にて修法を厳修。
今日は8時から浦佐城・薬師様の皆さんのご協力で、浦佐城跡の看板類、ロープ等の片付け作業が行われました。秋、参道にオオスズメバチの巣が見つかったため、登山道の下草刈りができなかったので、途中より上は少し草ボウボウでしたが、歩けなくはない程度・・・。しかし、少しでも手が入らなくなると、山はあっという間に荒れてしまうことを再確認。
放射冷却で、写真の向こうもモヤがかかったようになっていますが、この高さまですっぽり雲海の中におさまっているのです。ここは浦佐城の山頂になります。
今日は今年1番の雲海が広がっていたはずです。魚沼の大雲海が見られるスポットは現在道路工事中で途中までしか行けません。その雲海スポットの先に登山道の看板がひとつ設置してあるので、片付けに「もう行けるかなぁ~?」と思い車で行ってみましたがダメでした(T-T)
ただ、帰りに素敵な光景に出会えました。
神様、仏様が降りてきそうです!!!
今は亡きTさんが植えてくださったモミジが満開の赤に色づきました!!!本当に綺麗です。
光をすかして見るのも本当に綺麗・・・。
冬を前に真っ赤に完全燃焼する、燃えたぎる・・・何故こうも惹かれるものがあるのでしょうね。。。
朝は冷え込みましたが日中は11月とは思えない、暖かな日差しに恵まれました。
季節を勘違いしたヒマラヤユキノシタが咲いてしまいました。
午後から大切な檀家さんのご葬儀がありました。心を込めて手を合わせることしかできませんでした。ご本尊様の、ご先祖様のお導きがあるように・・・今日の日差しのように暖かで、明るい道が照らされるはずだと信じています。