お施餓鬼法要
今日も猛暑でした・・・雨がなく、浦佐の田んぼも水不足が深刻になってきました。魚野川をはさんで八海山側ではそれなりに夕立もきているようですが・・・。
柏崎市のお寺様へお施餓鬼法要の法話とお手伝いに出かけてきました。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、穏やかな海を望み、海水浴客もたくさんいて、「夏休み、いいなぁ~」という光景が広がっていました。
私のお話がどれほどお役に立てたか、正直自信がありませんが、少しでも心の片隅に残っていてくれれば幸いです。
今日、お世話になったお寺様は蓮光院さまといいます。
ご住職と副住職様が一生懸命に護持しているお寺様です。
副住職様は普段はお勤めをしていて、お休みの日にはお寺の仕事をしているのです。そうしなければお寺の護持、生活が厳しいのです。令和になり、そこまでしてお寺を何とかしようと頑張っている人は珍しくなりました。「それだったら、やめます。継ぎません」という方が多いのです。だからこそ蓮光院さまには、本当に頭が下がります。
私の知る範囲で、東京近郊のお寺でそのようなお寺はまずありません。しかし、新潟県内では、そのように必死になって頑張ってくれているお寺がたくさんあるのです。
千手院でも先代の頃まではサラリーマンと兼業でした。先代達の苦労と檀家の皆様のご協力、ご支援で、今ではお寺のお勤めだけで何とか生活をさせていただいております。
お寺も時代の波には逆らえず、合寺(合併)などが進んでおりますが、市町村合併などとは違う、複雑な檀信徒の感情があることも事実・・・
最良の方法はなにか?大きな課題ですが、個人的にはとにかく「人作り」にあると思っています。