食と心

食べるものと心は密接な関係にある・・・何百年と受け継がれてきた教えです。

もう随分と前になりますが、新潟市や全国各地でお経の声明コンサートをきっかけにご縁をいただいた、音楽関係のお仕事をしていたとっても素敵な東京住のAさん。昨年のメールのやりとりの中に、「食と心」をテーマに何かをできないかと考えている・・・とありました。

本当に、本当に大切なテーマだと思います。

ここ4~5年の間に、特に増えたご相談の内容に子供の「発達障害」「多動性」があります。

ちょっと他の子供と違うところがあるかと思うと、普通、真っ先に相談するのは、こども園や学校のカウンセラーです。そこで言われることは「発達障害のグレーゾーンだと思います。心配なら病院で専門の先生に診てもらうと良いと思います」そう言われる人のなんと多いことか!!!

当然そう言われれば、親は心配になり受診します。

受診すると「心配なら、安心のためにこの薬を飲んでみますか?」と言われる。

ちょっと待った!!!

薬を飲む前に、日々の食生活を見直してみてください。子供の心身はなんの曇りもなく、正直そのものです。親のしていることがイコール子供の姿です。

ご相談を伺っていると、他にも様々な要因はありますが、そのような不安や心配を持っている子供はほとんどが便秘か下痢で胃腸がおかしいです。便秘の方が多いです。身体の毒素が排泄できません。清涼飲料水を毎日何本も飲んでいたり、それを親が好きなように飲ませています。切れやすい子は皆同じような環境です。切れやすい親も同じようです。

精神科、敷居をさげた心療内科で薬を処方され始めると、なかなか止めることができません。

薬を飲む前に、まず日々の食生活です。それが古来からの教えです。

日本や韓国などは先進国の中でもダントツで発達障害の多さが際立ちます。同じように農薬使用量もダントツです。国産の野菜だと言えば私達は安心しますが、本当に安心なのでしょうか?

日本の添加物の多さ・・・無添加と表記されていても抜け道だらけ・・・日々増えるレンチンコーナー、ヨーロッパからの旅行客に出されている日本野菜の注意喚起・・・子供達を守れるのは親しかありません。

薬を飲む前に、先ずは日々の食べ物です。薬はそれからでも遅くありません。その食べ物は本当に安全、安心ですか?農薬漬けではありませんか?

子供の塾や習い事に一生懸命お金をかけることも大切です。ただ、それ以上に食べ物にお金をかけて欲しいと願います。私達は一番先に節約をするのは「食べ物」でしょう。古来からの教えを考えれば逆です。先ずは食べるもの、水、空気です。その後に習い事や衣服などです。学校給食なども節約節約で、とにかくコスト重視のように思います。私の知人は給食関係に従事していますが、話を聞くと原材料は地元から遠く離れたところから、誰が、どのように作ったか分からない、そのような食材が多いようです。未来を担う子供達、それは大人の意識次第・・・食こそ心、心こそ現実を作ります。

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