• 白秋苑・合同供養会

    毎年6月1日は10時から千手院の永代供養墓、白秋苑の合同供養会を行っております。

    台風の影響がどうなるかな???と思っていましたが、おかげさまで朝から良いお天気に恵まれました。

    本堂で読経供養の後、皆さんでお墓参りを行い無事に終わりました。

    「1年に1回、できる限り、ご先祖の供養に来たいと思っている・・・」遠方にお住まいで、毎年お顔を拝見していた方の中にはだんだんと来ることができなくなった人もいて・・・それぞれのご事情があるのですから、仕方のないことだと思います。その「心」こそが大切だと思います。せめてこの写真を見ていてくださっていたら幸いです。今年も心を込めて、精一杯のご供養をあげさせていただきました。

    あちこちからミョウガの芽が出てきました。これをネギのように薬味としてお味噌汁にちらしたり、冷や奴にのせるとミョウガの良い香りと歯ごたえがして、大好きな味覚のひとつです。

    農薬もなんの心配のないものを、「ちょっと取ってこよう」といって家の外ででると取ってこれるのですから、これほど幸せで、贅沢なことはないと思います。

    この芽が大きくなって、根元からでてくるのがスーパーなどで売っているミョウガです。

    無事に越冬できた錦鯉達が元気に泳ぎ回っています。鯉は耳が良いので、私の足音がするとエサをもらいに勢いよく近寄ってきて、可愛いものです。この冬はおかげで1匹も死んだり、サギ(鳥)などの被害にあわずに済みました。

    これから梅雨時期を迎えると病気が発生しやすい時期になります。こちらも無事に乗り切ってくれますように。

    夜になって雨が降り出しました。おかげで良い合同供養会ができました。感謝感謝です。

  • 草ぼうぼう(^_^;)

    雪どけが早かった今春・・・なんて言い訳をしておりますが(汗)、なかなか寺務が間に合わず、大切な墓地の草刈り作業が遅れており、草がぼうぼうになっております。

    ご近所さんからも助けていただいていますが、できるかぎり住職自らの手で行っていますのでご容赦ください。

    今日は肌寒い雨模様・・・例年以上に気温差、気圧差が大きいように感じています。

    話は変わり、5月28日まで毘沙門堂の山門(仁王門)2階の天井画の修復作業が終わり、天井画が浦佐の池田記念美術館で公開されております。その間、天井画が外され、普段だったら見ることのできない梁や作りが見られるため、土日に限って山門の2階も公開されています。

    私も生きている間はもう見ることはできないだろうと、21日(日)に入らせていだたきました。他のお客さんも結構いらっしゃいました。天井裏の公開も28日までのようですから、まだの方は是非ご覧になると良いと思います。これだけのケヤキの梁や材、作りの技術が200年以上前にされていたのだと圧倒されます。棟札も打ち付けられております。天井画が元通りに入るともう見ることはできません。

    保存状態の良い毘沙門天二十八使者像はそのまま安置されており、お参りできます。全部揃った御像があるのは奈良の朝護孫子寺と浦佐の毘沙門堂山門だけです。ぜひぜひ!!!

  • アップダウン

    湿度の少ない、爽やかなお天気が続いていたかと思えば、強風が吹き荒れたり、今日も午後から雨模様・・・この先も気温上昇の天気予報がでていたり、気圧変化が大きくて、体調変化には気をつけたいところですね。

    12日には魚沼のご縁あるお寺様13ヶ寺が千手院に集まり、報恩講という興教大師様をご供養する法会が行われました。毎年会場寺が持ち回りとなっており、今年は千手院の当番であったということです。

    準備等いろいろありましたが、無事に法要を終えて一安心といったところです。

    境内のボタンの花も満開を迎え、とっても良い香りが漂っています。

    このボタンの花も私が長谷寺から帰山した平成7年か8年頃に植えたものなので、すでに27~28年経っており、専門家のようにうまく剪定しておりませんので、かなり背を高くしてしまい、今にも倒れてしまいそうですが、よくこれだけの期間、きれいに咲き続けてくれているものです。花を見る度に長谷寺当時の経験させてもらったことを思い出します。

    ひさびさにタンポポに顔を近づけてよ~く見てみました。目をこらして細部まで見ると、なんかとても素敵です。

    昨日、今日の強風でほとんどが飛び立ったことでしょう。

    みな生きる術をもっていて、可憐だけれどしたたかで、たくみで、そして逞しいですね。このタンポポもどこかで逞しく花を咲かせることでしょう。見習いたいものです!!!

  • 雨の「開白の薬師様」

    5月8日、今年の「開白の薬師様」薬師様山頂祭は冷たい雨模様になりました。

    今年の薬師様は珍しく雨がついて回っています。4月30日の浦佐城・薬師様の会による登山道整備も雨模様・・・翌日からは快晴・・・昨日5月7日、今日8日も雨・・・。また明日からは晴れの天気予報・・・。

    今朝はけっこうバシャバシャ降り、風も強く冷たく、浦佐城跡は雨が降るととても滑りやすく、薬師如来像を背負ってもらい登るには危ないと判断し・・・残念ではありましたが、山頂祭は住職1人で登り、御札と幣束を奉納し、読経祈願のみとさせていただきました。

    例年ですと、信者さんから薬師如来像を背負ってもらい、浦佐城二の丸跡、薬師様の祠前に安置して読経祈願。これをもって春に薬師様が山頂に座し、1年間の浦佐の住民、信者さんの心身の健康を守っていただきます。

    私は平成7年の春に奈良県の長谷寺から千手院に帰山しましたが、以来、薬師様を祠前まで上げる事ができなかったのは初めてでありました。先代から聞いた話では過去には何回かは雨のため、同様なケースがあったようです。

    その時には、薬師如来像は千手院の本堂前に安置して、そこでお参りいただいたと聞いていたので、今年は同じようにさせていただきました。

    まぁ、長い月日の間にはそのような事もあることでしょうね。5月8日は比較的晴天率が良いのですが、今年の雨も薬師様の何かのメッセージかもしれません。だって、明日からはまた晴天の天気予報ですから・・・。

    すべては「心」の持ち方ひとつで決まります。「なんで雨~(T-T)」ではなく、「これは何のメッセージだろう?」と思い、今年の開白の薬師様の日を過ごさせていただきました。雨には雨の良さがあるのです。

    雨なので、今年は上記のようにさせていただきますと登山道入り口に立て看板をおいていたのですが、信心で80才を超えるご夫婦が足元に気をつけながら登ってお参りをしてきたと、ビッショリになりながら帰りにお寺まで寄ってくださいました。なんと有難いことでしょう!!!

  • ゴールデンウィーク

    お久しぶりです。

    久しぶりの門前区のお花見会や、お国自慢会館1Fにオープンした西山Cafe、びしゃもん市、雨の中の浦佐城・薬師様の会の皆さんによる城跡整備作業、ご近所さんからいただいた山菜の初物などなど・・・お伝えしたいことが山ほどあったのですが・・・

    夜になるとバタンキュー・・・すみません(T-T)

    山のものでもなんでも、例年より半月くらい早いでしょうか・・・新緑は本当に綺麗ですね~

    浦佐城二の丸跡、薬師如来様の祠前には五色旗を掲げています。今までは浦佐駅前からよく見えていたのですが、周囲の木が伸びてきたこともあり、山の下から見えなくなり始めました。また下草刈りや周囲の整備も必要になってきました。

    春の土用中もあり、気温差も大きく体調が追いつかないですが、この大型連休、みなさま楽しくお過ごしください!!!

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