さぶ~い。

浦佐の方言のひとつだろうか、お年寄り方は寒いことをよく「さぶいのぉ~」とおっしゃいます。

今朝はその言葉がぴったりの「さぶ~い」朝でした。かなり冷え込みましたね。
雪はうっすらと積もった程度でしたが、夕方には解けました。

今日12月8日はお釈迦様が35歳で覚りを開かれた「成道会」(じょうどうえ)の日。
あちこちのご本山では法要が執り行われているはずです。千手院のご本山、奈良県の長谷寺も同様です。

今日は午前中に本堂で読経を上げさせていただいてからは、1日中、机に向かってお正月準備をしています。
御札、幣束、祈念札、年忌の御札、案内ハガキなど、色々な内容です。12月はこの毎日です。

1日机に向かっていると、どうしても息苦しくなってしまいます。
ちょっと写真を撮りに中庭へ。

先般、ある方からワサビをいただきました。
水の落ちるところに植えてみましたが、さすがに強いのですね。簡単についてしまいました。雑草と間違って抜いてしまわれないように目印をつけておきました。これからどんどん増えるかな~。

同じく中庭の池のほとりにたたずむのは「ヤブコウジ」くん。
小さい赤い実が冬の薄暗い景色に光明を添えてくれます。こちらは今年の実の付き方がちょっと少ないようです。

本当に彼らを見ていると肩の力が抜けて癒されます。
私は息が詰まってくると、呼吸法をするか、山に入ります。呼吸法は大学時代と長谷寺に住み込んだ2年間で学びました。あの時に学んでいて本当に良かったと思っています。

思い出話ですが、長谷寺の小僧さん方は毎晩8時になると、本堂の外舞台というところから門前町に向かって約10分、「火の用心」と大きな声で叫びます。それが発声練習にもなるのです。それが終わると内舞台に上がらせてもらい、薄暗い中、正座をして約15分間、毎日呼吸法を練習しました。

長谷寺の観音様の正面で、日々色んな事がありましたが、その慈眼に諭されたり、怒られたりしながらくり返した日々は私の宝物になっています。

呼吸法をしながら静かに座っていると、お百度参りの方の足音だけが聞こえてきます。
時にはすすり泣きや、何か願をかけている強いオーラを感じたり、有難うございます、という心の底からの、何ともいえない、それぞれの人の思いが伝わってきました。

う~ん、懐かしい思い出です。長谷寺の研修所を修了して18年、あと2年で20年か・・・あっという間です。

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