頭が痛い・・・

今日は1日空けておき、宗派の仕事に専念させてもらいました。

私は今、新潟県(佐渡を除く)の宗務支所という組織で、書記という立場を任されています。
宗務支所の役は4年任期で交代になりますが、私は前支所から勤めているので、今年で7年目を迎えようとしています。

主な仕事は会議の段取りや調整など、裏方役になるのですが、そこで一番頭を悩まされるのが、お金の計算です。
私は本当に数字に弱く、今日も朝からパソコンに向かい、エクセルと計算機片手に頭をかきむしって(そんな髪の毛はないか・・・笑)いました。これも修行のひとつ、必死にこらえて何とかやりくりをしています。良い勉強です。。。

宗派の仕事に携わるようになって、県内のお寺のおかれている現状は大変厳しいものがあると感じています。
人口の多い関東圏のお寺と地方のお寺はこれ程までに違うのかと感じます。

一番には後継者不足。これは経済問題も絡みます。何回かブログでも取り上げたことがあるかと思います。
檀信徒の皆様のおかげで、千手院では、今は何とかお寺の仕事だけで寺族の生活を成り立たせることができています。

しかし、県内の多くの寺院では今でも普段は他の仕事を持ち、土日になるとお寺の仕事をする・・・いわゆる兼業のお寺がたくさんあります。そして、いざお寺の修理や何かがあれば、自身が日々お寺以外の仕事で稼いできた貯金をつぎ込む、そしてお寺は宗教法人、公益法人でありますから、個人の持ち物でも財産でもありません。目に見える個人財産は何ひとつない、残らないのです。
さらに、周囲からはお寺としての人格、理想の姿を求められる立場にあります。
私も若い頃に言われました。「いいなぁ~、お寺は税金かからないんだろう」、そして今でも言われます。「お寺ってお金持ちなんだね~」と。同じ世代の平均年収よりははるかに少ない収入が現状なのですが・・・。どんな世界にも好きなように言う人はいるものですから、あまり気にしていませんが、若い頃は結構こたえましたね~。

よほどの信仰のある人か、もしくはお坊さんという仕事に「やりがい」「生きがい」を感じることができなければ、若者は地方のお寺を継ごうとは思わないでしょう。正直、私も千手院を継げることができているのは、先代が引き継ぎ、長年行ってきた心配事相談に尊敬をできたからです。そこには、檀家とか信者とか関係なく、悩んだり困ったりした人達の姿が常にあり、その思いに真剣に応えてきた老僧の姿がありました。その後ろ姿を見てこなかったなら、私はたぶん継いでいなかっただろうなぁ。。。

何かだんだんと身の上話・・・愚痴っぽくなってきてしまいました。三毒のひとつにやられそうなのでここまで。
まぁ、そういうことが大きな一因となっていることは確かです。これからは少子高齢化が加速して進みます。
何とか、後継者不足を解消するために、それぞれのお寺の魅力を高める方法はないものか・・・頭の痛い、大きな課題です。

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