ここ数日のこと。
11日、石地の形蔵院さまに法要の助法(お手伝い)に行きました。
穏やかな日本海。遠くには米山なのか、残雪の山々も見えました。
気持ちよいお天気の中、午前中に法要を済ませ、千手院に戻り、心配事相談のあと、17時から第7回の浦佐城・薬師様の会の総会が本堂で開かれました。
昨年の活動報告や今年の計画などを話し合った後は、皆で一献交わしながら色々なお話で盛り上がりました。
荒れ放題だった浦佐城跡全体がひとつの形になるのに、個人的には10年は必要だと思って取り組んできたつもりです。
昨年は水の手(水源地)への歩道が整備され、さらに整備が足りていない、また手つかずの所もあります。
あと3年で、一定の形にまとまるように頑張りたいと気持ちが新たになりました。
12日、毎春恒例の境内の池掃除を行いました。
池は全部で3つあります。ここは中庭の一番大きな池になります。
山からの泥を上げ、冬を越した鯉たちは大きな容器に移し、何日間か塩浴させて体についた細菌を消毒してから、各池に移します。
夕方からは、こちらも毎年恒例の報恩講という、法要のために六日町へ行きました。
南魚沼のご縁あるお寺さん方が、今年は12名集まりました。
そして、今日、13日は心配事相談と午後から御詠歌のお稽古で終わりました。
また今日は残念なお知らせをしなければなりません。
浦佐毘沙門堂の山門、右手にそびえる長寿ケヤキ(樹齢500~600年ほどと推定される)が切られることになりました。
かなりの老木であることは間違いありませんが、中が大きくガランドウになってしまっており、下に道路があることから、もう何年も前から危ないということで切るように警察などから指導があったそうです。
こうやって見ると、葉の勢いもあり、何とも言えないところではありますが、総代さん方の結論として「切らせていただく」という事になったようです。もちろん、誰しもが切りたくなどはないのですが・・・。
ただ、全部下まで切るのではなく、下から数メートルの位置までとのことですが、やはり残念だ。。。
これだけの樹齢の木を切ってしまうのです。よ~く毘沙門天とご本尊様に手を合わせなければなりませんね。