悩める君へ
先日、ある若者からメールをいただきました。
内容はもちろん言えませんが、最後には自分の信念を貫いて欲しい。そう思います。このブログを覗いてくれるだろうか・・・。
そのメールを読んで、天台宗の酒井雄哉様の言葉が頭に浮かびました。
「風雪磨人」
風雪は人を磨いてくれる。辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、実はそういうものが人を磨き、輝かせてくれる。
雪国に暮らしているとよく分かるのです。雪の下になった山菜や野菜達は本当にアクが抜けて甘みを増すのです。そしていつか必ず春がやってくることも。
もちろん我慢のしすぎは良くないと思いますが、我慢、忍耐を適度に身につけることは「徳」に繋がると思います。少し昔までは忍耐は美徳でしたが、今はそんな風潮はありませんよね。逆に「我慢すること」は恥ずかしいことのようにさえ考える傾向にあると思います。
古典を読んでいると、忍耐を身につけることの大切さに気づきます。
そして最近ふと思ったのですが、昔はよく「読み書きそろばん」と言っていましたね。古くさい、言われるかも知れませんが、実は1番の基本なのかも知れません。今の子供達はバリエーション豊かな教育環境がありますが、何百年と言い継がれてきた「読み書きそろばん」も大切にしたいものです。
さて、話は変わります。
今シーズン1番の寒気到来ということで、浦佐はまたまた積雪が増えました。
昨日のお昼過ぎの1枚!雪庇落としを伸ばして、積雪を計ってみたら約3m20cmほどありました。
毘沙門堂への参道から見える山門。
今日はお天気も落ち着き、本堂周辺の除雪をしたかったのですが、年に1度の全寺院懇談会で長岡市へ行ってきました。
長岡市は大して雪もなく、海沿いのお寺さんに話を聞くと、海沿いはほとんど雪はないそうです。同じ県内でもすごい差がありますね。
越後(佐渡を除く)のお寺さんが集まり、新年の挨拶と、今年の宗派の在り方、計画などについて議論を行いました。
私の役職も残すところあと1年、頑張りたいと思います!!!