春彼岸。
昨日から春のお彼岸に入りました。
墓地に向かう道路はまだこれだけの積雪があります。
とてもお墓参りは無理・・・、という地域性から、浦佐では春のお彼岸にお墓へ詣でる風習はないのです。
ただ先代住職の考えから、千手院では春彼岸、お盆、秋彼岸の3回に地域、区分を分けて、年に1回は必ずお檀家さんのお仏壇にお参りにいくシステムをとっています。
本当はお盆など、全檀家をお参りできれば良いのですが、早朝から夜遅くまで、お茶をいただいたり、お話をする時間もなく、物理的にも相当難しい、そんなお参りはいかがなものか・・・、との考えであり、私も賛同しているところです。
もちろん新盆を迎えられた方はまた別です。
という訳で、昨日から担当地区のお檀家さんのお宅へお参りに出ています。
暑さ寒さも彼岸まで・・・、昨日は大変暖かく、今日は少し冷たい雨模様。しかし「春の雨だなぁ~」と感じます。
昨日は急用でお参りのキャンセルの方があったので、空いた時間で毘沙門堂境内の古山門の雪割りにいきました。
3月3日のお祭り後に1回雪を割って掘り出したのですが、残りの部分も暖気で緩んできたので比較的簡単に割れました。
古山門側から毘沙門堂へ向かって。
長廊下はご覧のよう!
お寺の山男衆が、お祭りで踏み固められたカチンコチンの氷のような雪を、チェーンソーを使って切り、下の石畳を出しています。
桜のニュースが聞こえ始めていますが、浦佐の桜はだいたい4月下旬頃です。。。