雪割りと弓矢こしゃい

日本三大奇祭のひとつ、浦佐裸押合大祭も無事に終わりました。

当日、寺院の控え室からは餅撒きの様子がよく見えます。
正面のお堂が毘沙門堂、右に見える白壁の建物が別行殿(秘仏の毘沙門天が祀られているお堂)、毘沙門堂で御護摩にあった福餅が別行殿の上から撒き与えられます。

画像手前の雪台から撒いている人たちは別行殿に登り切れなかった奉納者です。

3日はあいにくの小雨模様でしたが、今年も魚沼に春が告げられました。

母親が煮付けた鱈です。

3月3日のお祭りの名物のひとつがこの鱈です。
ほか、かじか酒、しんこ餅、鱈の煮付け、そして今ではほとんど見られなくなりましたが、手打ちのそば、お土産屋さんに少しだけあると思いますがハッカ棒です。

千手院でも多くの講中が訪れ、毘沙門様をお参りするための宿元にしていましたが、今ではゼロになってしまいました。

私が子どもの頃も3日の本堂は講中の人たちで一杯!玄関を開けるなり「そばを頼むねー!」「カジカ酒を持ってきてー!」などなど、賑やかな声が飛び交っていました。
お昼の休憩などない忙しさの中、「ほら食べな」と、いただいたかけそばの味は今でも忘れられません。

私の母親もどれほどの鱈を煮付けたか、覚えていないほどです。

若者にはあまり好まれないかも知れませんが、本当に懐かしい、そして3月3日ならではの味です。しかしこれがお酒に合うのですよ~

4日からは一気に気温上昇・・・、今日にかけても暖かく、本当に春がやってきたなという感じです。

浦佐の毘沙門堂は3日の夜に閉じられると、7日まで開けられません。

お堂は閉じられていますが、今日も暖かかったせいか結構観光客の姿が見られました。

私は午前中のご法事を終え、午後から古山門の雪割り・・・。
例年だとまだガチガチに雪が固く、怪我防止のためにいれた雪も割れないのですが、この暖かさですぐに雪が割れました。

お堂を護持するために一番気をつけないといけないのは「水」と「火」です。
毎年、できるだけ早めに雪を割り、お堂に直接湿気を与えないように気をつけています。

私が古山門の雪割りをしている間、12日の十二講の祭礼の準備のひとつ、弓矢こしゃい(作るという方言)を、昔から信心してくれている方からしていただきました。
ささやかですが有り難く受け継がれている伝統行事です。

この暖かさで千手院わきの祓川の水量も増え、少し濁り始めています。
しかし、昨年のゴールデンウィークの時よりも雪が少ないです。

今年は雪消えも早そうですから桜の開花も早くなるかな???

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