お彼岸の中日
秋のお彼岸、お檀家さん宅へのお参りが続いております。
暑さ寒さも彼岸まで・・・、朝晩は寒いくらいになっています。
左の木々の奥が千手院、その前を深い川が流れています。
ここは河川改修された場所で、もとは川はなく、多くの家が建っていましたし、墓地もありました。
千手院と毘沙門堂の間を流れるのが祓川、そして薬師山をはさんで反対側を流れるのが刑部沢といいますが、刑部沢も昔から氾濫することが多い沢で、その対策として河川改修が行われ、刑部沢の川の流れを逃がすために、千手院前に川が掘られました。
今はおかげで安心していられますが、千手院前に住んでいた皆さんは、今は別の場所で生活されています。
昨日は、ここで暮らしていた方のご葬儀がありました。
懐かしい、写真も見せてもらいました。私のことを「マー坊」と呼んで可愛がってくださいました。私は今は賢純ですが、17才までは「まさはる」という名前でした。
身体はいつかお返ししなければなりませんが、心は縦横無尽です。いつ、どこの時代へも飛んでいくことができます。
思い出や歴史を振り返り、先人たちの書を読みながら、心を大いに動かし、学び、そしてこれからの日々をより良きものにしていきたいものですね。