友の父
昨日、千手院が菩提寺ではないが、私の幼なじみのお父様がお亡くなりになり、助法のご縁を賜り、葬儀のお勤めをさせていただきました。
12月の浦佐は、こんなお天気になることはあまりありません。
子供の頃、その幼なじみとよく遊びました。悪ガキでした・・・。高校までサッカーを共にしました。まだサッカーはマイナースポーツで大人のチームに混ざって練習していました。中学から帰りが23時近くになることもありましたが、そのお父さんもお母さんも理解をしてくれ、気持ちよく送りだしてくれました。
温顔だった友人のお父さん、最後は家族に見守られ、看取ることができたと友人が話してくれました。よかった。。。
人の死は、後を生きる者のためにある。それが自然界の法則であり、自然の姿なのだと師匠から教えられました。
山や森、川や海など、自然界を観察してみれば、それが当たり前のことだと分かります。木々も倒れたあとには土に帰り栄養になり、次の命を育ててくれます。
友人はお父さんの死を目の当たりにして、きっとこれからを生きる何かを得る事ができたでしょう。
偉そうなことを言うようですが、友人の顔を見ていれば分かるのです。
素晴らしい葬儀でした。友人のお父さんに感謝です。ご冥福を心からお祈りします。