新緑
5月8日の薬師様。浦佐城跡へ信者さんが毎年薬師如来像を背負って登ります。私が知る範囲ですが、このような風習が残っているのは、浦佐の薬師様と米山(柏崎)の薬師様だけです。
二の丸跡に残る小さな祠前、五色の吹き流しを今年は新調しました。浦佐駅前から見えると思います。
この二の丸跡に、昔は「薬師堂」があったと記されています。(今はありません)春になると千手院に安置されている薬師如来様を担ぎ上げ、11月8日の戸たての薬師まで祀られていたと推察されます。
春の恵・・・シオデ。山のアスパラと言われています。
薬師如来様と同じく二の丸に祀られている、千手院の薬師稲荷大明神様をお参りしたあとは、山の上で般若湯をいただきながら、山菜採りをしながらの談笑です。
ささやかですが、千手院の大切な年中行事のひとつです。今年も天気がよくて気持ち良かったです。
ウワミズザクラ(地元ではアンニンゴ)花も綺麗ですが、つぼみのものと摘み取り、塩漬けにしたり、天ぷらにしたり、実になったものもアンニンゴ酒などにしていただきます。千手院先代、賢昭和尚の大好物でした。
山々がどんどんと青くなり、今日などは暑かったです。身体が慣れない時期だけに、コロナだけでなく気をつけないといけませんね。
山は「青くなる」といいます。青くなるのは「春」です。あわせて「青春」・・・懐かしいなぁ(^0^)