ドタバタ
夜になるとバタンキューが続いており、ブログ更新の間があいて申し訳なく思っております。
4日は浦佐小学校の6年生がお寺修行体験ということで、子供30名、保護者が20名ほどでしょうか・・・訪問してくれました。学年行事ということで、本当は千手院で座禅(真言宗では座禅とはいいません)をして、毘沙門堂の普段入ることのできない山門の二階を見学し、浦佐のフットパスコースを歩くという行程でしたが、どうしたご縁か・・・4日の日だけ土砂降りとなり、フットパスは中止、おかげでお寺の時間が長くとれました。
物事は良い方に捉えましょう。
千手院本堂でみっちりと座禅を組み、お寺の歴史や命の大切さなどをお話しさせてもらいました。およそ150年前、明治6年の6月3日?4日?5日?記録が何通りか分かれているのですが、千手院の本堂で男の子32名、女の子10名、合計42名で浦佐小学校が開校されました。
本堂で正座をしている子供達を見て、150年前に同じような光景があったのかと思うと、本当に有難い気持ちにさせられました。明治の初めに教育を受けた子供達が大人になり、日本の近代化を推し進め、世界と渡り合える、誇り高い、強い国を作ってきたのです。
個人的な意見ですが、今の国情を見ていると、とても情けない。日本のトップがアメリカでハンバーガーを出されてニコニコしている・・・「馬鹿にするな」と突っぱねるくらいの気概が欲しい。一体何をしにアメリカへ行ったのか???
そんな気持ちを持ちながら(子供達にそんな話はしませんが)、子供達に語りかけさせてもらいました。誇り高く、強い人間に成長してほしいと願っています。