新年明けましておめでとうございます!
令和4年元旦を迎えました。
つたないブログですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
大晦日から浦佐は大荒れ・・・、屋根からの落雪も危険なため、昨年同様、本年も御年始は本堂正面からでなく、庫裡の玄関から出入りをしていただきました。
信心ある方が送ってくださる、みちのく初桜を年始の間に飾らせていただきました。寒い日が続きましたが、ちょうど花も咲かせることができ、令和4年壬寅年、良いスタートが切れました。感謝申し上げます。
こちらも毎年お飾りをします、蓬莱山飾りです。今年は信貴山・朝護孫子寺をお参りした時に購入した「寅」の張り子をとなりに置きました。
蓬莱山には大王松(杉の時代もあったようです)を中心に、炭、昆布、まめがら、竹、梅を奉書紙で撒き、米とミカンで荘厳するのが千手院の伝統です。
御年始に来られた方にしか分からないと思いますが、この輪島塗の丸盆に御年始を上げていただきます。
これは幕末から明治初期に千手院の住職であった賢薀(けんうん)和尚さまが新調し、それ以来150年以上大切に使い続けているものです。修復したことは一回もありません。新年の御年始とお盆の13日だけに使用しております。実に実に有難いものなのです。
どうか令和4年が、皆様にとって良い1年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
千手院も精一杯、できることを、地道に活動していきたいと思います。コロナコロナに振り回されないよう、3回、4回、5回などどワクチン漬けにならないよう、気をつけて歩みたいものです。