秋彼岸

秋彼岸があけましたね。

入りの20日から中日をはさんで今日まで、無事にお檀家さん宅へのお参りが終わりました。膝がカクカク笑っております(^_^;)

昨日だったでしょうか・・・お参りに出かけようとした時、たまたまテレビに目を向けると「羽鳥伸一のモーニングショー」かな・・・、墓じまいをテーマにトークをしていました。

墓じまいが全国各地で進んでいるのは、田舎の山寺にいても身にしみて実感しています。

時間がありませんでしたが「ちょっと待てよ」と思い、少し見ていると、お墓やお寺、仏教の存在価値について若い女性のコメンテーターが「もしかしたらご先祖様に見られていると思うと、今、私がこのように行動してよいのか、思いとどまる時がある」というようなコメントしました。

お坊さんもゲストとして意見を述べていましたが、同席の専門家?有識者?なる女性コメンテーターが意見をはさみました。「○○さん、それは先祖崇拝であって、仏教ではありません。」同席のお坊さんも「お釈迦様のころの仏教に立ち返らないといけませんね」などと言っていました。

私としては「???」です。

なんと狭い解釈なのでしょう。

たしかに仏教の開祖はお釈迦様です。しかし、以後さまざまな経路や伝来先の習俗、宗教を取り込みながら変化をしてきた日本の仏教です。木ばかり見ていて森を見ていない、全体を俯瞰すれば、先祖を崇拝することも立派な日本仏教の形のひとつです。

お釈迦さまの説かれた教えだけを日本に展開しようとすれば、おそらく多くの人が受け入れられないと思います。長い長い歴史の上に日本文化、日本の仏教があります。

針の穴をつつくような専門的なことも大切だが、もっと大きな視点を持つことも大切だと思います。

秋彼岸、いろいろと考えさせられました。

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