心をこめて

大変遅くなってしまいましたが、9月の心配事相談スケジュールを更新いたしました。

いつも後手後手で申し訳ございません。

お盆後も日中はとても暑いですが、夜になると虫の音が少しずつ増え始め、涼しさも増してきています。きれいに草刈りをしたところもあっという間に草ボウボウになっております(^_^;)

今日は今までよく信心をしていただいたお檀家さんのお墓の開眼戻し(関東では魂抜きというところが多いでしょうか)と年忌供養を厳修しました。

お盆期間はあまりテレビを見る時間もありませんが、パッとテレビをつけると「墓じまい」の特集がされていました。ここ数年、毎年特集されているように思います。

それぞれに事情が違いますから、一概に言うことはできませんが、これも時代の流れでしょうか・・・

千手院でも毎年、少しずつですがお墓を戻して永代供養に移される方がいらっしゃいます。ただ、今のところ、どなたも「これは致し方ないよね」と思える事情のある方ばかり。そしてすべての方から先祖を敬う気持ちがよく伝わってきて、切ないような、けれどとても有難い気持ちにさせられます。

お墓のことが正直「面倒くさい」「経済的に負担」「お金をかけたくない」「お墓は必要だが、寺との付き合いは嫌だ」そう思う方も多くいることでしょう。そして私から見ても、首をかしげるようなお寺がある事も確かです。

けれどもお寺で心配事相談をしていると、その心がその現実を作っているじゃないかな・・・と思えるシーンがたくさんある事も確かです。逆説的に、その「形」「型」を作ることで「心」が作られると感じることも多いです。武道の「型」や「お箸の持ち方」などもみなそうだと思います。また「どこか品のある人だな~」と思える人ほど、伝統や文化、信心というものがあると思います。先祖からの誇りを身につけているんですね。

現在はお墓のことも自由に選べる時代になってきました。自由に選んで良いと思います。ただ長く続いているものには理由があります。その事をよく考えて決めていかれると良いのではないでしょうか。

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