十二講の日だが・・・

大地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また亡くなられたすべての御霊のご冥福をお祈り申し上げます。
まだ行方不明者が大勢いらっしゃるようですし、あらゆる再建には相当な時間がかかるかと思いますが、どうか焦らずに歩んで欲しいと願います。

今日は十二講の日でした。
朝6時から雪で作った祠前で山の安全をご祈祷します。昔はこの日前後から春の山仕事が始められたそうです。

ご祈祷の後は山の木で作った弓矢を放ちます。1本は祠前に掛けてある的に向かって、もう1本は山へ向けて放ちます。
今年も豊作でありますように、山の恵みを受けて、そして安全でありますように。日本人は自分たちの生活に直結する自然界に「神仏」を見出してきました。

今回の地震もそう・・・自然界の力の前には私たちは本当に無力です。自然界の力には心底敬意を払わねばならないと、自然災害がおこるたびに感じます。

南魚沼市でも早朝に大きな地震がありました。
よって今年の十二講はご祈祷のみとし、毎年ご祈祷後に一献召し上がっていただくのですが、それは中止と致しました。

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