田かき馬。
残雪の八海山に現れる雪渓「田かき馬」。「田植え馬」という人もいます。
この田かき馬が現れる頃になると、田植えの準備などが本格化して魚沼コシヒカリの田植えシーズンを迎えると云われてきました。
物事には、行動するには、種をまくには「時期」というものがある、ということを私はこの田かき馬から学びました。無鉄砲に行動するだけでは、出る芽も出なくなると、この雪渓を見ながら亡き老僧はよく言ったものです。
20代のころはピンときませんでしたが、今になると確かにそうだと思います。
今日は午後から会議で長岡へ行ってきました。
坊さんが会議?と思われるかも知れませんが、宗派という組織がありますから、会議シーズン突入です。
色んなことを考えている時に、私の心を癒してくれるのが山野草たちです。彼女はコシノコバイモ。彼っていう感じではないですね~。
ちょうど良い湿り気の場所を好む可憐な花で、謙虚に、申し訳なさそうに咲いています。カタクリ同様に多年草で、早春を過ぎると跡形もなく姿を消してしまいます。
スミレたちも、今日の暑さで一気に爆発!
紫に黄色に、私たちの足下を華やかにしてくれています。