盆礼・盆持(ぼんぼち)とは?

1日の「雨の盆持」の記事にnellさんからコメントいただきました「盆持」について、せっかくの機会ですので簡単に述べてみたいと思います。
ちなみに下のリンクも参考にしていただければ幸いです。

千手院年中行事「盆持」について

上のページにも書いてありますが、結論から言うと盆持、盆礼とはお盆における「贈答儀礼」ということです。
1年の最初、お正月に神様方をお参りし、後半に入るお盆(7月盆)には先祖方をお参りするという、後半の節目がお盆になります。

お正月にお年始があるように、後半には盆礼といって師匠や親戚、目上の方々に挨拶をして回る風習が江戸時代の頃に定着したようです。
今ではお年始も盆礼もお布施(財施)を包むようになりましたが、最初はお供物などをあげたようです。

その風習が今でも伝えられており、その呼び方は盆持、盆礼、盆参、盆内などと、その土地によって様々なようです。
また、私の知る範囲ですが、この盆礼、盆持を各お寺で毎年の日時を決めて、檀家さんが集まって総会を開いたり、「お施餓鬼」という法要を執り行い、法要後に直会(懇親会のようなもの)をふるまったりしているお寺が多いようです。

また、千手院のようにごく簡単に、玄関先で挨拶を交わしたり、時間のある方はお茶を飲んでいかれたりするような場合もあります。

東京、関東地方でもこの盆礼の風習はかなり広い範囲で行われていたようですが、「盆礼」とはあまり言わずに、今では「付け届け」というような形で残っているところもそれなりにあるようです。

正直な話、それが「お寺はお金がかかる」というような若い世代のお寺離れに拍車をかけている部分もありますが、あくまで「贈答儀礼」ですから、ご自身ができる範囲でお布施の心をあげて下されば十分なのであります。千手院でもそうですが、新潟ではその浄財を使わせていただいてお盆の準備を整えるお寺もたくさんあります。
もし、それを「いくらでなければいけない」というような住職がいるお寺とは、お付き合いの仕方を考えても良いのかもしれません。私の知る越後のお寺さん方の中には、そのような事をいう人はいませんが、お坊さんも色々です。前にも書いたことがありますが、今は患者が医者を選らぶ時代、お坊さんも皆さん方が選ぶ時代になっていると思います。しかし、檀家と菩提寺という関係ではそれがなかなかできない・・・というのもお寺離れの一因でしょう。

お盆を迎える季節、盆礼という風習を想いながら、「ご本尊さま、ご先祖さま、今年も前半を無事に過ごさせていただきました。どうぞ後半も見守り下さい。」という時間を持っていただけたら幸いです。

nellさん、こんな感じですが、少しでも参考になればうれしいです。

さて、話は変わり、昨日、今日の1泊2日で毘沙門堂普光寺さまで一日一休さんという行事が開催されました。
何回目の開催になるでしょう???今年も子ども達が30人以上集まったそうです。お寺体験をしたり、食事のありがたさを教わったり、また西山三十三番観音巡りのハイキングや楽しいイベントもあったようです。

私は参加していないので中の詳しい様子は分かりませんが、こうしてお寺で、ご本尊様の御前で過ごした時間は無意識のうちに豊かな情緒を育ててくれると思います。少年少女よ大志を抱け!!!

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盆礼・盆持(ぼんぼち)とは?” に対して2件のコメントがあります。

  1. nell より:

    返事が遅くなりました
    分かりやすい説明、ありがとうございます。
    私の行くお寺では朝ご飯が出ます。出勤前に行くのでバタバタ・・・
    お寺で朝ご飯を食べ、一息つくと毎回『一体、何して二来てるんだろ?』って悩むんですよね(^_^;)
    結局その後、急いで会社に行くので また小さな疑問を抱えたまま一年を過ぎるのですが…
    来年は悩むこともなくなりそうです。ありがとうございました。

  2. kenjunjun より:

    よいお盆をお迎え下さい
    nellさん、さぁ、いよいよお盆ですね~。
    どんなお盆を過ごされるのでしょうか。

    暑い日が続きます。
    よいお盆を迎えられますように!!!

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