ご先祖を思うMさんへ。
ここ何日かお葬式やご祈祷、心配事相談でバタバタとしておりました。
浦佐を離れて暮らすある方からお手紙をいただきました。ご先祖の生き様を知れば知るほど、大切に供養してさしあげたい・・・、そんな心のこもった、当たり前のようで、今のご時世なかなかそのように思えない人もいる中で、大変有難いお手紙でした。
そのご先祖方が、自分たちの先祖供養のために奉納して下さった華の画像を、Mさんのためにアップします。今でも大切に使用させていただいております。
嘉永7年の記載があります。
また、浦佐においでの際には手にとって、ご自身の五感で感じて欲しいと思います。
さて、今日はとっても良いお天気、気温もグングンと上がりました。
今日は1日フリーとしておき、ゆっくりと残雪の山を散歩しようと思っていたのですが、あまりの良いお天気に予定変更!雪囲い外しを進めました。境内や墓地周辺には結構な木々があるので、とても1日では終わらないのですが、随分と作業がはかどりました。やはり春を迎える作業は重労働でも気分が違うものです。
境内近くの林床では、キクザキイチゲが元気よく咲き始めました。
ほんの5cmほどしかない背丈で、よ~く見ないと分からないのですが、本当にキレイな山野草です。
雪囲い外しが一段落したところで、どうしても裏山の様子が気になり、ちょっと様子を見てきました。
浦佐城跡・薬師様の登り口にはまだこれだけの雪があります。この両脇にも雪が解け次第、カタクリがでてきます。
カタクリの葉がまだ出てきたばかりです。
斜面の雪が早く滑り落ちたところはもう咲き始めていました。
山に咲く薄紫のキクザキイチゲ。
浦佐城跡から西側の残雪風景。右の一番高い地点が白山神社の奥の院(石塔)があるところです。
浦佐城跡から尾根沿いの道です。思ったより残雪がありました。
ピンぼけですが、タムシバがどんどんと花芽を膨らませています。
越後三山、これからどんどんと山が黒くなっていきます。
今年は3月の冷え込みと積雪が結構きいているのか、私が想像していたより浦佐城跡には雪が残っていますが、カタクリ、スミレ、ユキツバキ、イカリソウ、オオイワカガミなど、早春の花たちも4月下旬~5月上旬が見頃になるでしょうか・・・、桜も同じ頃になるかなぁ~・・・。