桐の魅力
風邪を引いて1週間が過ぎるのに、まだよく体調が戻りません。何でだろう???
ここでまた悪い癖がでてしまうのです。
昨日は前からアポを取っていた桐職人さんの工房を訪れるために、加茂へ出かけました。
いい子にしていれば良いのに、ついついジッとしていられないんですね・・・困ったもんです。
浦佐からだと高速を使って約90分。地元は晴れていましたが、長岡付近から雪が本格的に降っていて、燕三条の付近では高速で2件ほど事故が起きていました。今日は関東方面も雪模様のようで、皆さん、雪道は気を付けましょう!!!
工房の前には製材された桐がたくさん干されていました。加茂は浦佐と違い、ほとんど積雪はありません。浦佐だったら、このような形で木を干す事は不可能です。全部、十日町、津南の桐で、他は一切使っていないこだわりぶりです。
千手院に残されている多くの書画を、できるだけ状態を良いままに後世に残していきたいと思い、その収納庫を作りたいと何年も前から思っていました。もちろん、書画などはきちんと桐箱に入っているものが多いのですが、皆、あっちの引き出し、こっちの棚に・・・といった具合でバラバラに保管されています。このままだといつか散在していくため、1箇所にまとめたいと思っています。
今後、数十年、百年後に残せるような形にしたいため、その相談に行った訳です。加茂は昔から桐の名だたる職人さんが大勢いる町です。
やっぱり現場に足を運び、直接、人に会い、自身の目で確かめることはとても大切な事だと思います。
「任せられる」と、現場を見て、人に会って思いました。
さぁ、あとはどう費用を工面するか・・・。想像通り、相当の費用が見積もられました。
他にも今年から10年ほどの計画で、毘沙門堂境内の古山門に祀られている聖徳太子像、白山様、愛染明王像、三躯の修復も発願しました。
こちらも、基本的には私個人の発願で行います。多くの方からの浄財も仰ぎたいと思ってはおりますが、どうも今年は私の貯金、スッカラカンになりそうです。
お金の話をしてしまいすいません、しかし私費を投じてでも、どうしても行いたい事なんです。