迎え火
本堂のお盆の飾りができました。
もう少しでお迎えとご供養のためにお墓へ行ってきます。浦佐はお昼過ぎから雨がシトシトと降り始め、乾ききった大地を潤してくれています。
浦佐の八色原でしかとれない名産、八色スイカ!中身は八色ではありませんよ!
丹精込めて作ってくれたスイカをたくさんお飾りします。
本堂には、八色スイカと季節の野菜、果物、キュウリの馬とナスの牛、山からヨシを切ってきて精霊棚に門を作り、庭でとれるほおずきを灯りとして荘厳をしてあります。
本堂前には盆灯籠を飾ります。境内の提灯と共に精霊を迎えます。
ハマユウが満開近くなってきました。
数年前、お四国遍路中、高知の足摺岬の近くでいただいてきたものです。雪深い越後でも、育て方を気をつけると咲くのですよ!
やはりお盆はお参りをしたい。
旅行も良いが、旅行もかねてお参りをして欲しい。
忙しく、日常に追われる日々だからこそ、年に一度は先祖やお世話になった人、会ったことのない先祖はどういう人だったのだろう?、思いを巡らすことはとても心が豊かになることだと思います。
お墓はいらない・・・、そんな風潮もある中で、やはりお盆を迎えると感じること、お参りできるお墓があるって事は有り難いことだと・・・。
ただ、供養の形は人それぞれ。お釈迦様は「形式にこだわるな」とおっしゃった。個々が一番納得できる形で供養すれば良いのです。。。
幸せとは、最後は心の在り方次第だという事ですね。