春の恵み

千手院境内入り口のつつじが満開!毎年いい色になって咲いてくれます。

ご近所の方からいただきもの。「きのめ」です。
全国一般的には木の芽とは山椒の芽のことを言うと思いますが、魚沼は違います。魚沼で木の芽とは、アケビのツルの新芽のことをさします。

アケビの新芽はどこでもあると思いますが、雪が深く積もらないところでは苦味が強くて食せません。
ですから県内でも海岸沿いの方では食べる習慣がありません・・・というか、苦くて食べられません。

今では食べるそうですが、雪が深く積もる妙高周辺でも昔は食べる習慣がなかったそうですよ。

雪のおかげで苦味、エグ味がとれて、ほろ苦くなった木の芽は卵の黄身を落としたり、ウズラの卵を落としたりして食べると最高においしいですよ。しかも山菜特有の下処理がほとんどなく、簡単に作れるのも魅力です。

こちらもご近所からのいただきもの、「アンニンゴ」です。正式名称はウワミズザクラ。白い花が咲きますが、花の咲く直前に採り塩漬けなどにするとお酒のお供に最高で、住職が大好きなものですから、わざわざ住職のために採ってきてくれました。感謝、感謝です。

春の山菜類は、ほんの1日違うだけであっという間に採りごろを逃してしまいます。

このアンニンゴもあっという間に花を咲かせてしまいます。花のあと、実になったものはアンニンゴ酒などにもできるそうですよ。

いろいろといただいてばかりですが、できれば山にでかけた~い・・・ところです。

祓川にかけたこいのぼり達も気持ち良さそうに泳いでいます。毎年少しずつですが鯉の数も増えています。

本堂入り口のサッシが新しくなりました。本当は満開の桜に間に合わせたかったものですが、これでかなりお寺の開放感がでてきました。
しかも、ちょうどよい反射率のおかげで境内の桜が映りこみ、いい感じの襖絵のようになりました。

春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪(冬囲いをしてしまいますが)、季節ごとの絵が楽しめそうです。
画像ではよくわかりませんが、この絵の奥には本尊様のローソク明かりが見えます。
普段から私ができる範囲でローソクに灯をともし続けていますが、今までは外から見えなかったのが、これで少しはお伝えすることができるかも知れません。

本堂内の廊下や柱、欄間が日光で焼けてしまわないように紫外線は一切通さないようにしてあります。あとは防犯対策をと考えています。ここ数週間、浦佐周辺では空き巣被害が頻発しています。お寺も気をつけているつもりですが、お互い注意しましょう

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