開眼戻し

爽やかな1日でした!
千手院のしだれ桜の根元に咲くマーガレットも綺麗に輝いています。どこにでもあるような花ですが、大好きな花のひとつです。

今日は午前中、時間をかけて毘沙門堂境内の古山門の聖徳太子様の開眼戻し(かいげんもどし)を行いました。魂抜きなどとも言います。
いよいよ修復の準備が整い、明日の搬出になりました。約1年間の時間がかかる予定です。塗り直し修復は行わず、今後100年~150年を見据えて、しっかりと今までの歴史、信仰を尊重した修復にいたします。

午後からは境内の外仕事、そして祓川の草刈りを少々。

白山神社の脇から祓川の上流へ向かって、できるところまで行いました。
この草刈りをするおかげで川面に日の光が入り、水辺の生き物たちが活発になります。そんな草刈りを始めて7年くらいになります。
知らない人が見たら「何やってんだろう」と思うでしょうね。

川の草刈りなんてしなくていいのに・・・と思いつつも、有志数名の協力を得ながら、自然のゲンジボタルが飛び交う川に復活してきました。
また今年は昨年以上にカジカガエルの鳴き声がよく聞こえます。この声が聞こえるのもホタルが終わる頃までです。
そしてオニヤンマもよく飛ぶようになりました。

それに川の状態を見ていると、今年はホタル達も最盛期に近いくらいの数で舞ってくれるのではないかと期待しています。

この祓川のホタルは増やそうとしているホタルではありません。自然の状態で生きているホタルたちです。浦佐駅から西側、毘沙門堂側の西山にはいくつかの沢があります。
そのどれもがほんの少し草刈りなどの手入れをしてやれば、ホタルたちがたくさん、自然に舞う沢です。

有志数名ではいまのところ祓川で精一杯ですが、浦佐の西側全域でホタルが舞ったら素敵だなぁと思っています。
皆さん、一緒に川辺の環境を考えてみませんか~

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