ホタルは来るかな???
コシジシモツケソウ・・・この花が咲く頃、ホタル達が舞い始めます。山ではホタルブクロが咲いているでしょう。
今年は雪が少なかったせいか、例年より早く咲き始めています。
今朝、6時30分から有志数名で祓川の下草刈りを行いました。
このボランティアの方達のおかげで、祓川には昨年には100匹近いゲンジボタルが復活しました。
昨年の夏以降も台風被害や大きな気候変動は見られなかったので、今年は平成23年のピーク時に近い数のゲンジボタルが見られるのではないかと期待しています。
新潟県ホタルの会の調査記録を見ると、どうも浦佐のホタルたちは県内でも一番遅い時期に飛翔し始めるようです。
まぁ、豪雪地であること、そして浦佐の中でも西山地域に生息するため仕方ないことでしょう。
浦佐駅からみて西山地域(毘沙門堂側)には、沢が何本か流れています。
そのどれもに自然のゲンジボタルたちが息づいています。
今は祓川だけで精一杯ですが、できることならほんの少しだけ人の手が入り、川辺を整備するだけで他野地域には見られないホタルの里になると思います。
何せ「増やそうとしていない」「自然の状態」なのですから・・・。
川辺にはモリアオガエルがソフトボール大の卵を産み付けていました。
この蛙たちもいなければホタルは舞わないのです。
生物多様性、その上にホタルが飛ぶから美しい・・・。私から言わせればそれこそが曼荼羅の世界なのです。
昨年は口コミでホタルたちに会いに来てくれた人たちが多くいました。
今年は昨年に引き続いて「ホタル観察会」を開催しようと思っていましたが、ドタバタしていて企画倒れになってしまいました。
ブログでもホタルの発生状況を報告したいと思いますので、是非浦佐のホタルたちに会いに来て下さい。