大雪被害

ここ数日、大雪被害の対応に追われていました。
定例のお日待祈祷のお宅へ伺う以外のご祈祷はやっと今日から再開しました。お申し込みいただいていた方には大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。

墓地です。
数日間であっという間にお墓も雪に隠れてしまいました。

ただ、このくらいの大雪は豪雪地に暮らしていればさほど珍しくなく、普通に対応できるのですが、今回は木々の被害がたくさんありました。

千手院がお守りしている、浦佐毘沙門堂の古山門・・・、16日のお昼頃、後ろの大ケヤキの枝が折れて屋根のグシに落ちてしまいました。
下から見るとたいしたことのない枝に見えますが、樹齢400年ほどのケヤキの枝です。かなりの重量です。

急いで森林組合に連絡し、18日になんとか切ってもらいました。人の身体に比べるとその太さが分かると思います。直径約50cmほど、境内には重機も入らないため、職人さんも相当苦労してくれました。19日にはいつも古山門の手入れをお願いしている大工さんに来てもらい、処置をしてもらいました。落ちた場所や雪のクッションなど、不幸中の幸いで何とか被害を最小限にとどめることができました。

今日は被害直後に非難していた、仏像、仏具類を元の位置に戻しました。おかげで年末の大掃除以上のお掃除になりました。

今回の大雪は人間以上に木々たちが驚いたようです。

今日の千手院本堂前。左に見えるしだれ桜も被害を受け、2本ほど、上部の枝がやられました。道路に面していることもあり、近日中に高所作業車を頼んでの作業になります。境内のソメイヨシノの大枝も1箇所やられてしまいました。

後ろに見える浦佐城跡、薬師山も多くの木々が倒れていました。近くの山では杉の倒木で住宅の屋根に穴が開いてしまう被害もでたとか・・・。

話は変わり、今朝は放射冷却で冷え込みました~。春先に見られる「しめわたり(しみわたり)」ができました。
雪の表面が凍りつき、長靴だけでも埋もれずに雪の上を歩けることを言います。
普段の視線より1m50cmほども高い位置から見える光景はとても楽しいものがあります。

そして今日は大寒ですね。
近くの地蔵清水をいただいてきました。明日、この水を使って美味しいお茶をいただきたいと思います。

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