今年の冬は長そうだ・・・
深夜から降り始めた雪があっという間に積もり続けています。
今日も本格的な冬型の気圧配置・・・先般の雪が根雪になって、積もることの早いこと・・・。今年は冬が長そうです。
今日はご法事がありました。新しくお檀家になっていただいたお宅です。
菩提寺があったのですが、諸事情があり、千手院を菩提寺としていただきました。
昔、庶民は菩提寺を選ぶことはできませんでした。
お上から「あなたの菩提寺は○○寺です」という一言で決まったのです。ただ、それもご縁のひとつ、否定してはいけません。それが代々続けば立派な伝統、歴史のひとつとなります。
しかし、時代は「選べる時代」になりました。
学校も、病院も、お医者さんも、みな自分で選んでいけるようになりました。お寺もそうであると思います。
ですから、今日もお話しをさせていただきました。
「千手院を選んでいただき、本当にありがとうございました。ご縁に応えられるよう、精一杯勤めていきたいと思います。ただ、将来、私がおかしなことをしたり、後継者が礼節をわきまえない時は、遠慮なくお寺を代えてください」と。
代々、受け継がれてきた菩提寺を大切にすることは、素晴らしい価値あることだと思います。
反面、お寺もほとんどが世襲制になりました。あまりにおかしい・・・と思えるときは、ご先祖様だったらどう考えるだろう?きっとこうするはずだ。自身の信念と、先人達の想いに寄り添って、時には勇気ある決断をしなければならないときもあるかも知れません。
その事を、お釈迦様は「自灯明、法灯明、お灯しは2本立てなさい」と、おしゃっいました。信念を立てること、そして先人達の教えに照らし合わせること、その上で決断し、真ん中を歩みなさい・・・と。実はこれが1番難しい。
真ん中を歩み 鯛
新しいお檀家様のお話 幸せな導きですね。
心が癒やされるお話…の内容でした。
法灯の意味も理解出来そうです。
今年もいよいよ大晦日へ。皆様の御健勝をお祈り申し上げます。
私もそうあり鯛
ようこそさん。
今年も残すところあとわずか。いつも温かいお心遣いをいただき、感謝、感謝でございます。
いかがな年でありましたでしょうか。
時間があっという間に過ぎていきます。
心を込めて南無大師遍照金剛!