平成最後の戸たての薬師。

平成最後の戸たての薬師様。
今晩19時から本堂で御護摩をたき、明日をもってお薬師さまが5月8日にお登りになった浦佐城跡を降りるという千手院の年中行事。

春の5月7日、8日は大勢の人でワイワイ楽しくなりますが、冬を前にした戸たての薬師様は、一昔は秋に採れた銀杏などを使って子供達が遊んだり賑やかだったようですが、最近は比較的静かに、厳かに執り行っております。

昔の浦佐の絵図には、浦佐城跡の二の丸に「薬師堂」と記載されています。
その薬師堂の冬囲いをすることを「戸たて」というようになったと伝えられています。今はお堂はなく、小さな祠が残されているのみです。

このお薬師様は浦佐の古い文書に、上杉家の重臣であった大関親憲が祀っていたものだと記されていますが、お像などには何の記録も残っていないため、はっきりとは分かりません。ただ、浦佐の人達が大切に、大切に信心し、山野を楽しみながら、伝えられているものです。
1人でも、2人でも、このお薬師様を拠り所にしてくれる人達がいるのなら、どんな文化財より貴重なものだと思っております。

菊祭りもあと数日となりました。
こちらも平成最後、33回目ということで、すごい事だな~と思います。毘沙門堂周辺の紅葉も見頃となっております。

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