後手後手

浦佐毘沙門堂前に建つ古山門。本当は八十八夜までに冬囲いを取り外したかったのですが、予定外の仕事が次から次へと入り、やっと今日の午後に取り外せました。遅くなって申し訳ございませんでした(^_^;)

田舎の山寺は作業を人にお願いする余力もないため、できるだけのことは自分でしなければならず、恐縮です。。。

ゴールデンウィーク前くらいに祓川脇に鯉のぼりも泳がせたかったのですが、それも結局間に合わず・・・、明日もお葬式などが入り、予定変更・・・今年は泳がせることができないかも・・・です。

そんな訳でこの春は特にダメだしが続いております。反省。。。

古山門そばに不動明王様のうがい鉢があります。

水が落ちる両脇に、1年間365日、何十年も生花を欠かさなかったお爺さんが先般旅立ちました。

昨年までお姿を見かけました。千手院の檀家ではないため詳細は分かりませんが、本当に有難い功徳を積んでくださいました。これからお花をあげてくれる方はいないでしょう。寂しくなります。

人の目にはなかなか触れない、誰も評価してくれる人がいない・・・しかし、このような行為が本当の「布施」の行いであり、このように積まれた「功徳」はいつかお子さんやお孫さん、その子孫が困った時、壁にぶつかった時、何かしらの助け船を出してくれるだろうと信じています。

先々代住職から心配事相談を引継いで25年目・・・これはご先祖の功徳のおかげだろうなぁ~、というお導きを感じるシーンが何回もありました。

何の科学的な根拠はありません。

Sさん、本当に有難うございました。あのお姿は忘れませんよ。

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