昨年よりは少しだけ・・・
気温や湿度など、ホタルが飛び交う条件はすべて整いましたが、祓川上流部のゲンジホタルは昨晩の時点でわずか3~4匹程度・・・、白山神社付近が5~6匹程度・・・、昨年よりは若干良いようです。しかし、最盛期にはほど遠い数です。
お天気が順調にいくと毎年7月7日、七夕様が祓川上流のホタルのピークになるのですが、この調子だとまだまだ見られるような雰囲気ではありませんね。残念ですが・・・
急激なホタルの減少に考えられる理由のひとつに、エサになるカワニナ(地元ではビーナジ、ビーノジといいます)が少なくなったことがあげられます。
祓川から水を取っている千手院の側溝にもビッシリと張り付いていたカワニナが、一昨年から急に見られなくなりました。「おかしいなぁ~」と思ってはいたのですが、祓川の上流部は特に工事があったり、人の手が入った形跡はないので、何故カワニナがいなくなったのか?不思議でなりません。なにが原因なのか???
カワニナは本当に水がきれいなところにしか住めないのです。除草剤など少しでも薬剤が入るとすぐにいなくなってしまいます。
同じ水系のカワニナを上流部に戻し、少しずつ最盛期に近い状態にしていければと考えています。