6回目

20日から降り続いた大雪・・・やっと一息つきました。なんだかんだ言って、今年もかなりの降雪になりました。

浦佐毘沙門堂、古山門の屋根から山門方面。

私の腰くらいまである積雪が長ローカの上に続いています。昨年暮れから屋根の雪おろしも6回目となりました。

サンゲツミッカ(今年は3月5日)の裸押合大祭のため、毎年この時期には雪があってもなくても、雪囲いを外すのですが、千手院が御守りしている古山門の囲い板を外すのも、昨年同様、かなり手こずりました。

早くに降った雪は下部で氷になっているので、普通のスコップでは全くダメで、ケン(剣)スコップでガンガンと砕きながら雪囲いを外していきます。

写真を撮っている位置で、無雪の時より1m以上高い雪の上になります。

毘沙門堂も出入りの山男衆が何日もかかって雪囲いを取り外したり、お祭りの準備にとりかかってくれています。

こうやって魚沼に春を告げる、浦佐毘沙門堂の裸押合大祭が迎えられます。

厳しい冬を乗り越えたからこそ、春を迎える気持ちは格別です。雪の下になった山菜や野菜はアクが少なく、甘みたっぷりです。早春の花たちも潤い多く、みずみずしく、これらは雪深い冬を体験した人でなければ分からない感性なのかも知れません。人間も同じだと思います。

話はまったく変わりますが、ロシアがウクライナに侵攻したニュースでもちきりです。

これから私達の生活も、原油高やあらゆる方面で影響を受けるのだろうと思います。

ただ、前にブログでも綴らせていただきました。物事は「対」で考えないといけません。日本の報道を冷静に見ていると情報源のほとんどが「アメリカの一部メディアによると・・・」とか、「ロイター通信」そしてほとんどが「CNN」の引用によるものです。日本独自で裏付けをとった報道は皆無であると思います。つまり独自で裏付けをとる力がないのです。知っていますか?CNNはアメリカ国内では実に信用度の低いメディアなのですよ。日本国内の、NHKも含め、アメリカのどこのメディアの情報を引用しているか、よく見てみると良いと思います。

だからこそ、何事も情報は鵜呑みしてはいけなくて、自分自身で「本当にそうなのか?」と考えることを大切にして欲しいと願います。有名な大学教授などが解説などしていると、ついつい信じてしまいやすいのです。

いつの調査だったか忘れてしまいましたが、大手メディアの情報を信じる人の割合は、日本人は実に7割、アメリカ、ヨーロッパは2~3割しかいないのですよ。

そういう意識と訓練こそが、「自立」への第一歩。それこそがお釈迦様の教えでもあるのです。

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