考えさせられます。

この連休、いかがお過ごしになられたでしょうか?
浦佐は昨日、晴れ間がでましたが、今日も朝から雪模様、夜になっても勢いは治まらず、かなりの積雪になりました。

昨日の晴れ間。浦佐駅新幹線ホームからの1枚。
中央の里山が浦佐城跡、右が三十三番観音様のお山、左が秋葉様が祀られているお山です。
浦佐城跡の薬師山の麓、少し右のあたりが千手院になります。

先般、住職がまた入院するため車で長岡の病院へ行き、あまりの雪に帰りは車をおいて電車でお寺に帰ってきました。昨日の晴れ間、その車を取りにいくとご覧のよう・・・完全に雪に埋もれてしまい、出すのに30分くらいかかってしました。

車を運転して浦佐に帰り、夕方からはお通夜、今日はご葬儀でした。
いつも葬儀に対しては全身全霊で臨んでいますが、今回のご葬儀ではまた特に難しく、考えさせられるものになりました。

前途ある若い方のお別れでした。
ご遺族のご心痛はいかばかりであったかと、私などの想像をはるかに超えるものであったはずです。

今までも同じような場面ででる機会はあったものの、その時は住職のお供でありました。今回は私が導師を勤め、引導を渡し、理趣供養法という修法を行って仏菩薩や先祖方を勧請し、亡き御霊が仏門に入る・・・というのが浦佐の古来から受け継がれた葬儀の在り方でした。

この理趣供養法というのは、新潟県内はもちろん、関東地方でも昔は必ず行われていたものだと大変偉い大僧正さまから伺ったことがあります。それが時代の流れとともにどんどんと省略され、今は魚沼の地域でもほとんど行われなくなったようです。

ですから、今の葬儀は引導法という、引導を渡す作法が行われているのみのところが多いようです。
それは決して間違ってはいないのですが、浦佐では、引導法と理趣供養法を今でもきちんと行っているため、他地域より葬儀の時間がかかるのです。

関東地方へ行けば、葬儀の時間はおおむね40分程度が平均かと思われます。
今の浦佐では約1時間10~15分は葬儀に時間がかかります。理趣供養法を全く省略しなければ、さらに時間はかかります。

人生最後の仏式の葬儀式で、ほんの30分時間が長くなるだけでも、40分の葬儀に慣れた方達からみれば、もの凄く長く感じるようです。

葬儀というのは、ただ単にお経を上げているのではなく、亡き御霊にそのような仏教儀式を行っているのだということを、私は葬儀の際に必ず説明をさせていただくのですが、それに納得して下さる方が半分、それでも長くて、丁寧すぎて嫌だという方が半分くらいだと感じています。

万人に良いようにはいかないとは思っていますが、上記のような伝統ある修法と時間的な部分を両立できるよう、ここ何年かかけて模索をしています。これは可能だと思っています。そう遠くない時期に実行に移していきたいと考えています。

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