大丈夫か???

境内の紅葉の木。千手院の中で最も古木の内の1本です。
亡くなった老僧が千手院に入寺した時には、すでにかなりの太さになったいたとのことから、100年以上は確実、150年近くなるのでしょうか?

この紅葉は秋になると真っ赤に色をつけ、境内正面に立っているので、春のしだれ桜と共に大変存在感のある木でした。

しかし、2,3年前から弱りが進み、今年に入ってからは特に虫の侵食被害がひどく、庭師さんなどからも診てもらいましたが、そのかいもなく先日大きな幹を2本落としました。

大きな幹が1本だけ残っていますが、この幹もすでに虫の浸食がかなり進んでしまっているとのこと・・・、処方はしてもらいましたが、この紅葉自体が多分ダメだろうとことでした。まだ希望は持ちたいものの、これも寿命なのか?やれるだけのことはやって、あとは天命を待ちたいと思います。

今日も星空がキレイです。
ここ1,2日、夜は寒いくらい。日が沈み、しばらく経つと千手院裏の浦佐城跡・薬師さまと西国33番観音さまの山の間から北斗七星が上がってきます。
地球の地軸は西に傾いているので、地図上の北とは結構方向が異なります。

太陽は東から昇り、南中し、西に沈む・・・、北を回りまた東から登る。
北をたどり着く最終地と定め、その方向には全く動かない北斗七星がある。仏教でも「座北南面」といって、仏は北に座し、南を向いているという考え方があります。拝むときは西から北方を向いていると観念して拝む方法が伝えられています。

京都、奈良や全国の古い神社仏閣というのは、かなりがこの考え方に沿って立地点が定められてきたようです。千手院や毘沙門堂もそのひとつと言えます。

この考え方が後に家相の中に取り入れられ、仏壇や床の間、神棚などの位置の吉凶を定めるものになってきました。

かといって誤解しないでくださいね。
だからといって、上記の逆の方向が「悪い」としてしまってはいけないとされています。それぞれに役割があると説かれています。私が言うのも失礼ですが、こういったお話しは、以外とお坊さんでも知らない方は多いと思います。

何か、紅葉の話しからそれてしまいましたね。
ついでといっては何ですが、紅葉は「木」ですよね。天に光る木星は「歳星」といって古代は歳を数える基準に使われていた星なんですよ。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

伽羅香

次の記事

夏風邪