伝統とは?2
今日は浦佐地域の運動会でした。天気予報はあまり良くありませんでしたが、予定を少し縮めての開催となったようです。
私はケガをして依頼、ここ数年、ご無沙汰をしておりまして、気持ちはあるのですがなかなか協力できない年が続いております。申し訳ございません。
境内の萩にも花がつき始め、日々秋の気配が感じられるようになってきました。
先日、仏教青年会50周年を記念した冊子が送られてきました。その中で私が尊敬している大正大学の加藤精一博士の言葉を見て、とてもうれしくなりました。
「1897年生まれの哲学者、三木清博士は・・・次のような言葉を残しています。『真の伝統は創造によってのみ、はじめて持続する』と。」
先月、ブログで「伝統とは?」と考えていただけに、尊敬する先生が三木博士の言葉に賛同しているのを見て、「やっぱりそうだ」と確信するようになりました。
そして先生はこうも言っています。
「持続だけでも大変ですが、『佳き伝統』と評されるようになるにはこれからが大変です。」と。
先生の言葉を拝見し、「うんうん」と嬉しかったのと同時に、身が引き締まる思いでした。
いよいよ明日から9月ですね。
千手院では11月の本堂再建二百年記念事業が本格化してきました。忙しくなりそうですが、「真の伝統」目指して頑張ります!