おつきさま。

夜空を見るとほぼ満月・・・正確には明日が満月だそうだ。

今日は午前中は心配事相談、午後はご法事、夜は御詠歌の練習で結構ハードな1日でした。仏教青年会の太鼓の練習日だったのですが、お寺の仕事が優先のため欠席しました。練習不足で周囲においていかれそうです。

夜、御詠歌の皆さんを見送りながら、秋の澄んだ空気に浮かぶおつきさまはとても綺麗でした。

毎回同じ事をいうようですが、太陽や月を「おひさま」「おつきさま」と呼ぶ日本人の感性はいいなぁ~と思います。
どの文明でも、生き抜いていくために先ず暦を作る必要があり、先ず最初に作るのが太陰暦、つまりお月様の運行をもとにしたものからスタートします。

毎月1日のことを「ついたち」と言うのは、「月立ち」つまり新月が始まるところから生まれた言葉であるとのこと。おつきさまと呼び敬うのも当たり前の感情なのだと思います。

おひさまとおつきさまは対極に位置する存在です。昼と夜とがあることでバランスがとれるのが自然です。
詳細は省きますが、中国の古典を学ぶと経済や景気の対極に位置するのは目的、目標、大義であると分かります。テレビや国会の討論や雑誌など、とても「景気、景気」と叫ばれています。本当の意味で景気が良くなる時、また景気を良くする事ができる人というのは、きっと大義を明確に打ち出せる人だと思います。国を牽引する政治家には、そんな人を期待したいものです。

秋のおつきさまを見ていて、そんな思いがふと頭の中をよぎりました。

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