涅槃会・お逮夜

昨日は寒の戻り・・・時折吹雪となる中、会議で東京へ行ってきました。
寒いといってもやはり浦佐から行くと、東京は暖かく、真言宗豊山派の宗派の仕事を統括する「宗務所」がある護国寺境内は梅の花も咲き、春の気配を感じさせてくれました。浦佐からだと約2時間で護国寺に到着するのですから、すっかり便利になりました。

おかげで、昨日は午前に心配事相談を終えて、午後から東京の会議、夜には帰ってこられる・・・ありがたいです。。。

昨晩だけで新雪が20cmほど積もりましたが、今朝は快晴!また春の暖かさが戻りました・・・が、まだ境内にはこれだけの積雪が残ります。

墓地に通じる道路もご覧の通り、まだ雪解けには時間がかかりそうです。

千手院の残る什物のひとつ、お釈迦様の涅槃図です。お飾りがまだ整っていない写真ですが・・・。
文化8年に賢順というお方の代に奉納されたものです。痛みがひどくなり、平成7年に修復していますが、今年で201年目を迎える画軸です。毎年、3月14日と15日の2日間だけお掛けします。

2月15日はお釈迦様が入滅(お亡くなりになること)された日です。千手院や雪深い地域ではだいたい月遅れの3月15日に涅槃会(ねはんえ)という法要を営んで、お釈迦様の遺骨に見立てたお団子を飾ったり、撒いたりします。

今日はそのお逮夜法要を営み、千手院の寺族だけで『遺教経』というお経を読経し、供養しました。

浦佐では、毘沙門堂別当の普光寺さまで団子撒きが行われているため、千手院では特に人を集めず、寺族だけでひっそりと供養が続けられてきました。歴史ある画軸が掛けられるのは年に1回のことなので、お檀家さんなどに声を掛けてもいいのかな・・・とも思いますが、そうすると普光寺さまと同じ事を浦佐町内でしてしまうのはどうかな???ということもあり、今に至っています。

あわせてお掛けするのが、十界曼荼羅図です。これも平成7年に修復したものです。
心を真ん中に地獄や餓鬼、修羅や天界などが描かれています。人は心の在り方次第でどの世界にも通じてしまうということを教えてくれる曼荼羅です。これはあの世のことでもあり、実はこの世のことでもあります。

明日のお昼くらいまでお掛けし、読経を上げ、香を焚き、供養するのが千手院の年中行事のひとつです。

お舎利に見立てたお団子は、その後はいただいたり、お守り袋などに入れてお守りとして持ち歩くと、山でマムシに会わないとか、怪我をしない、事故にあわないなど・・・と云われています。

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