衣替え。
暦を確認しませんでしたが、今晩は満月だろうか?
浦佐の夜は素晴らしい月夜に包まれています。
いよいよ6月に入り、もうすぐ梅雨を迎えます。
昨日、1日は定例の合同での永代供養法要を営みました。
お天気も良く、有難いご供養とお墓参りができました。最近「墓じまい」なる言葉をよく耳にするようになりましたが、千手院の永代供養墓に入られる方、またそのご家族を拝見していると、実はそのような方ほど先祖のことを真剣に考え、向き合っているように感じます。
先祖に、お墓に真摯に向き合い、心豊かな晩年を過ごされた方が入るのだという意味で、永代供養墓の名称を「白秋苑」と名付けてあります。
そして、昨日の午後には待っていた掛け軸を収納するための加茂の桐箪笥が納品されました。
加茂の桐職人さんに無理を承知で特注し、お聞きしたら、職人さんが3人がかりで数ヶ月を要したということで、「本当に大変だったが、できて良かった」とお話をいただきました。
これで、お寺に伝えられたきた大切な掛け軸類を、安心して保管し、後世に伝えていくお役目の一端が、とりあえず担えたかな・・・と思っています。
ただ、今後も修復を要する什物が山積みです。私が生きている間に、何とか一段落をつかせたいと思います。