思い出話。

ブログ更新がずいぶん遅くなってしまいました。

暖かい日や寒い日や、寒暖の差が大きく、少しずつ春に向かっているうれしさがあるとはいえ、日々追われるように過ごしています。心の遊びがなく、いかんですなぁ~(^_^;)

昨日も春の陽気だったのが、今日は雪模様・・・皆さん、体調管理に気をつけましょう。

今日はお檀家さん、浦佐の名物お爺さんの四十九日法要がありました。魚沼を流れる魚野川、川魚のことなら誰よりも詳しく、経験豊富で、そして見事な魚の捕り方、育て方、焼き方を極めたお方でした。

信心も篤く、お四国八十八箇所霊場参拝や毎月のお参り、写経など、働き者で情に篤く、川が大好きで、酒が大好きで、高齢の最後の最後まで魚を焼いていた、これぞ生涯現役の男性だったと感じます。口で言うのは簡単ですが、なかなかできることではありません。

先代の住職も、お彼岸参りには最後にお宅に伺い、炭火で焼いてくれた川魚と般若湯で様々なお話しをするのが本当に楽しみでした。読経供養はもちろんですが、こういう時間も本当に大切なのだと思います。

奥さんに早く先立たれてしまいましたが、今ではきっと楽しく談笑していることでしょう。職人とは、まさにこういう人なのだと教えてくれた出逢いでした。感謝しかありません。その分、これから残された者たちは頑張らないとなりませんね。

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