お念仏

毎年8月9日は観音さまのご縁日と浦佐では大切にされてきました。

浦佐毘沙門堂の西側に広がる三十三番観音様の山道もきれいに整備され、普光寺さまの本堂では賑やかに催しもあったのですが、時代の流れか・・・現在は山道を整備してくれる人達もめっきり少なくなり、今後が心配になってしまいます。

この8月9日にあわせて、毎年盆灯籠を本堂前に飾ります。雨風が強い時は外しますが、千手院では27日の諏訪様の御祭礼の日まで飾りつけるのが夏の伝統になっています。

そして浦佐のお念仏供養・・・葬儀の後には必ず行われていた供養ですが、こちらも今ではほぼ100%行わなくなりました。気持ちのある人が、各家であげるのみとなってしまいました・・・。

何とか唱え継ぎたいという思いで、数年前からこの8月9日の観音さまのご縁日に千手院本堂でお念仏を申しています。(浦佐ではお念仏を唱えることを「申す」といいます)

本堂に祭壇を飾り、男性の方にしょうみょう取り(頭をとる人)をお願いしております。今まではほとんどが女性でした。今日は13~4名くらいいたでしょうか・・・18時に集まっていただき、ご供養を上げさせていただきました。最盛期には本堂が埋め尽くされるくらい多くの人が集いました。ただ、人数の多さも大切ですが、個人的にはそこにこだわりはありません。気持ちのある人、都合の付く人が集えば十分なのです。

今年も良いご供養が上げられたと思っております!!!

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