ビーナ(ノ)ジ
浦佐ではカワニナのことをビーナ(ノ)ジといってきました。ホタルのエサになる巻き貝のことです。
三面コンクリートに整備された河川では水が増えると逃げ場がなくなり、結局は下流に流されてしまい、結果ホタルのエサがなくなり、ホタルの数も必然的に減少します。
浦佐の祓川も上流域を除いて、白山神社の下流から魚野川接続地点までが完全な三面コンクリートの川になりました。今年は大水が少なく、お天気続きであったからでしょうか、例年よりカワニナが多いと思います。
池の水を祓川から取水している関係で、境内の水路にはカワニナがびっしりとコンクリートにくっついています。水が増えると流されてしまうので、こうやって集めてはホタルが住めそうなところに放しています。
今日もほんの10分間、2mくらいの間にざっと70匹のカワニナを捕りました。細かくとればもっといるはずですが、おおざっぱに、気が向いた時に行っています。