青少年研修会

真言宗豊山派・越後宗務支所では、毎年会場を持ち回りで、子供達にお寺へ寄ってもらい、食の大切さやお経のチャレンジ、瞑想や、地域の風習、伝統文化を学んでもらう研修会を1泊2日でおこなってきました。

コロナになってからは中止が続き、昨年はなんとか日帰りの開催、今年は例年通りに1泊の研修会を開催できることになりました。

今年の会場は糸魚川市の日光寺さまです。海沿いから少しだけ入った位置にありますが、藤の花でも有名なお寺様です。

責任者の一人として、打合せの会議に日光寺様へ出かけてきました。浦佐からだと片道2~3時間ほどかかりますが、途中峠を越えたり、日本海を眺めながら車を走らせる時間は、ふと自分自身を振り返る良い時間になっています。

本番は8月21日、22日です。研修生は現在25名となり、ちょうどよい人数になりました。

本堂へ布団を敷いて泊まります。こんな経験は滅多にありません。子供達にとって最初は「怖い」感覚があるのですが、みんな一緒にご本尊様の前で一晩を過ごす時間は生涯忘れることはないでしょう。

この「経験」がとても大切なのです。「そんな事して何になる?」というお考えの方もありますが、目に見えない仏様の世界を身体で感じる時間です。言葉にはできません。あるかどうか分からない世界・・・けど、何かあるんじゃないかな?・・・、ないかも?・・・あるかも?・・・人間の本能で感じるものです。

越後宗務支所役員として最後の年に、今年は糸魚川市に行ったり、阿賀町に行ったり、新潟県の隅から隅まで出かけております。これがとっても楽しい時間でもあります。

その分、千手院の仕事が後手後手・・・檀家の皆様には申し訳ないと反省しております(^_^;)

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